2015/09/29 10:06

YaaYaでは、かせ糸を作る所から、草木で染め、糸を巻きなおす工程まで、全て手作業で行っております。

染める草木は、日本人にとってとっても馴染み深い、大地の恵み。







桜の実染め。
日本の国花、桜。
春、桜の花が咲き、そして儚く散り、そのあとで実を実らせます。
やがて熟した実は木から地面に落ち、夏を迎えます。

YaaYaが目をつけたのは、この桜の実。
桜って沢山種類があるので、北国北海道の桜の実で染めたってことになりますね(^-^)

実の分量や、染める回数によって色の濃さやつき方は違いますが、優しい藤色の様な淡くて儚げな色が出ます。






よもぎ染め。
5月の子供日のお節句によもぎ餅、お正月に食べる七草粥に使われる、七草の1つであるよもぎ。
こちらも日本人にとって関わり深い草木の一つです。

よもぎの分量や、染め付ける回数によって、優しくふんわり色付いたり、若葉色に色付いたりと、味わい深いお色になります。





くるみ染め。
ビーズにも加工している、くるみ。
私たちがよく目にしているのは、くるみの種部分。木になっている時は、緑色の果実を身に纏っています。
秋になり、果実がやがて大地に落ち始めます。
そのくるみを拾い集めて何度も洗って果実を完全に取り除き、中から出てきたくるみで染めています。

優しいきなり色や、回を重ねて染め上げる事により、黄土色へと染め上がります。